2か月弱ほどお預けをくらっていた新キルチーム『タイフォン』ですが、先日ようやっと発売日が6月28日と発表され、各陣営の能力も少し公開されました。今回はその各勢力のデータ内容について触れていきたいと思います。なお、元記事が日本語でないものをGoogle翻訳で無理やり解読してるので、細かいところで誤りがあるかもしれないことはご容赦ください。
ティラニッドキルチーム「レイヴナーズ」について

発表段階では微妙にほかの可能性もワンチャンありつつも、まさかの5人編成説が濃厚だったティラニッドキルチームの「レイヴナーズ」さんですが、今回の公開情報で正式に5人編成なことが確定しました。正直今の段階でマジで手数足りるのか問題がすごく心配なわけですが、それはおいといて公開された陣営ルールから見ていきましょう。
陣営ルールは3つあり、そのうちしっかりとした陣営ルールテキストが公開されたものは1つだけだったのですが、軽い説明はテキスト内に確認できたので解説していきます。
1つ目の陣営ルールは戦場地下にトンネルを掘ることができる能力で、各ターニングポイントごとに最大5インチまで可能らしいです。後述する2つ目の陣営ルールの画像を見る限り、おそらく最初のターニングポイントにトンネルの起点になる0マーカーを置いたあとに5インチ以内に1マーカーを置く、その後ターニングポイントごとにマーカーを5インチ以内に置いていくって感じなんじゃないかなぁと思います。

2つ目の陣営ルールは1AP使って地上と地下を行き来できるものになるようです。地下にいるときはキルゾーンから取り除くためダメージを受けることはおそらくないです。地下から地上に上がるときは移動力が2インチ減算されますがトンネルのどこからでも出れるので、実質的移動力がとんでもないことになってそうですね。しかも別に配置転換アクションじゃないから普通にトンネルから出てきて突撃とか出来るだろうし、射撃重視のチームとかかなりつらそう。ていうかこれギャロウダークだとドア無視して突っ込んでいけるからだいぶやってるな?
3つ目の陣営能力はちょっと翻訳がしっくり来てないので間違ってる可能性が高いですが、各命令中に白兵戦が2回できるうえに※反撃中に命令を変更してフリーアクションで穴を掘れるらしいんですが、ちょっと挙動がやばすぎて本当かってなってるので、これはちゃんとした陣営ルールテキストが出てから改めて確認したいなって感じです。本当なら対戦相手相当過剰なストレスじゃない?
※Twitterでご指摘を頂きました所、恐らく「対抗行動中に体勢変更と潜るアクションがフリーアクションで出来る」という説が有力になりました。ご指摘ありがとうございます! これならまだ我慢できるレベルのストレスに収まりそうです。

今回公開されたティラニッドさんは毒をばらまく系の能力を持ってるみたいですね。あと追加で1AP支払うと射撃の射程が無限になったうえでクリティカル5+が付く能力も持ってると。貫通武器とブラスト武器を両方持ってるので、陣営ルールのトンネルと合わせて対戦相手が一番いやな位置にワープして射撃とかいやらしい動きができそうです。後、ほかの工作員は射撃が最大で6インチで威力も最大4までしかないとのことなので、唯一の遠距離射撃要因らしいっす。
データはこの工作員しか公開されてないけど、どうやらほかの工作員もこの水準のデータらしい記載があるのでその前提で語りますが、基本的にセーブ値が5+でセーブはマジで期待できないので、相手の射撃はカバーセーブと地下でなんとかごまかしつつ暴力に訴えるような繊細な立ち回りが求められる感じなんですかね?ただ戦略策略と陣営装備を合わせると、ダイスを振る前に成功ダイスを2個保持できるみたいな記載があったし、そもそも傷は20あるからメルタ武器でもないとそうそう即死しないし案外どうとでもなるのかもしんないですが。メルタ武器は射程短いからトンネルの範囲外にいてかつ先に攻撃仕掛けるの相当しんどそうだし。

戦略策略で地下に潜るアクションができるのは強いですね。しかもこれトンネルの上から2インチ以内だったらフリーのダッシュアクションまでさせてくれる太っ腹っぷり。公式で使い方の一つとして、先行が取れる前提で相手の突撃距離において、後攻になったらこの策略で逃げるっていう狡い真似ができるから使い勝手よさそう。

あと上記の工作員さんは具体的な話はされてなかったけど、地下にいるときに突撃関連の能力やトンネル付近に近づいた敵に対する妨害なんかができるらしいことが記載されてました。基本殴るとき以外は地下にいることになりそうな気がするので地下にいるときに発動する能力はありがたいですね。
レイヴナーさんたち、総じてその見た目と傷量に反してだいぶいやらしい能力してる印象ですね。早く使いてぇなぁ!?
メカニカスキルチーム「バトルクレイド」について

メカニカスのキルチーム「バトルクレイド」さんは8体編成で、移動力は基本5だけど射撃の火力が高い射撃重視のチームになるらしいです。射撃重視のチームに強そうなレイヴナーさん相手にそれで大丈夫かという気がするんですが、そこは陣営ルールでカバーしろ的なテンションなので、陣営ルールを見ていきましょう。
残念ながら陣営ルールテキストそのものは公開されてないのですが、工作員は全員1AP使用することで味方に一定の条件付きのフリーアクションを行わせることができるみたいです。後述する工作員のデータカードに記載された能力を基準に考察した感じ、発動した工作員かバトルクレードオートプロキシっていう工作員の6インチ以内が対象に取れるらしく、視認はいらないっぽいです。休眠状態の味方(ガバ翻訳)が突然目覚めて壊滅的な打撃を与えられるみたいな記載があるため、おそらく行動済みの味方も対象に取れるみたい。行動済みの工作員も相手の動きに合わせて再度動かせるのはかなり便利だし、相手してる側はそこの視認も常に意識しないといけないからかなりダルそうだなぁという印象。

この工作員さん自体の武器はお世辞にも強いとは言えないので、おそらく能力のほうをメインに使えっていうことなんでしょうね。能力としてはこの工作員かバトルクレードオートプロキシ工作員の6インチ以内の味方を対象に即座にネットワークカウンターアクトを実行させる能力と、同条件の味方にダッシュアクションを実行させる能力です。このネットワークカウンターアクトが実際何ができんねんってのが曖昧なんですが、陣営ルールの説明テキストを読む限りじゃ少なくとも何らかしらの射撃くらいはできそうなきはしてます。使用感的には視認がいらなくなったネクロンのハイエロテックサークルって感じなのかな?あと傷は低いけどセーブはエリート基準の3+なのは非常に良きです。ほかの工作員がこの基準だと非常にいいんですけど……。

上記の工作員かオートプロキシ工作員の6インチ以内の味方の武器に正確1をつける戦略策略です。この能力や上記工作員の能力を加味すると、割と固まって行動する羽目になりそうですね。汎用装備の通信装置を持ち込めば範囲を広げられるため多少ばらけられるようになりますので、持ち込むことが多くなりそう。でもレイヴナー相手だとその通信装置めがけてトンネルを広げられてしまう気がするんでやっぱ相性悪いのでは?
あと割と聞き捨てならない話がぽろっと書かれていたんですが、このチームの強力な銃は大体Hitが4+らしいです。射撃重視のチームの攻撃が信用できない4+なのってどうなん?

基本的に固まって戦わないといけなそうなバトルクレイドさんですが、リーダーのテクノアーキオロジストさんだけは独立して行動できるみたいな記載があります。専用のネットワークで動けるみたいなことなのかな?とりあえずミッション達成はリーダーがかなり重要そうですね。あとこのミニチュアメカメカしさとローブの組み合わせがペイントカロリー激やばだけど非常にかっこいい(最重要)。

目標マーカーやミッションマーカーを争奪してる場合、攻撃ダイスまたは防御ダイスに対して0CPでリロール策略が使用できるみたいです。アクションごとだし条件も緩いのでとても良いです、リロールは神なので。というかこの策略の説明文見て「あれ?これ策略ってターニングポイント1回しか使えないから使う意味なくね?」って思って改めてコアブック54Pに書いてあるリロール策略の文言見たら、リロール策略だけはほかの策略と違って使用回数制限がないことを初めて知りました(ルールガバ)。リロール策略をターンに2回以上使う余裕があることなんてなかったから……。

装備選択時にD3を振って、出た目の数だけネットワーク支援アクションをフリーアクションとして実行できるようになる装備品ですね。攻撃行動はできないですが、D3分だけ行動回数が増えるようなもんだからまあ強そうに見える装備品ですよね。ただ1が出ちゃうとさすがに貴重な装備品枠を1つ使ってまでやることかという気もするし、そもそもこの勢力は装備品枠が1つ通信装置で埋まってそうだから、ほかの装備品次第なところはありますね。
バトルクレイドさんに関しては、メインとなる攻撃要因の武器が公開されてないのでまだ何とも言えないところではありますけど、少なくとも陣営ルール自体は楽しそうだし行動終了済の工作員を動かせるのはやっぱ強いと思う。
そんな感じでタイフォンの先行公開データレビューを終わります。どっちの勢力もめっちゃ楽しそうだから早く試した過ぎる。